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県とアルバック九州(株)で平成27年7月11日に特許出願した「火山灰焼結体及びその製造方法」が,令和2年11月11日に特許登録されました。
年間噴出量100万トン以上と推定されている桜島の火山灰のほとんどは廃棄処分されています。県工業技術センターでは,火山灰を陶器の釉薬等に利用する研究を行ってきましたが,更なる用途拡大を図るため,上記企業と共同で加熱調理が可能な火山灰焼結体の板材を開発しました。粒径を揃えた火山灰60~75%にペタライト等のリシウム化合物を25~40%添加して混合します。その混合物の成形体を1035~1140℃で焼成することにより,低熱膨張特性を有するβ-スポジュメン相を含む火山灰焼結体が製造できます。本発明の火山灰焼結体の特長は以下のとおりです。

① 桜島の火山灰を焼き固めて板状に加工
② 熱膨張率が小さく,直火でも割れにくい
③ 高い遠赤外線放射率
④ 気孔率が小さく,滑らかな表面形状

火山灰焼結体は,鉄板より蓄熱性が高く中・弱火での調理が可能で,掃除も楽なので上記の優れた特長を活かして,焼肉プレート用のほか屋内屋外を問わない多くの利用展開が可能となっています。

今後,本特許技術の普及により,新たな特産品に進展することを期待しています。

火山灰からできた加熱調理プレート

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